オミクロンコロナウイルスは、「これまでと比べ、感染者や重症者の増加は非常に速い」と危機感を示されています。現在のデータでは“ただの風邪症状”の感染者が多いとみられます。発熱がなくても、咳が出だした、鼻水が出るといった場合でも、忘年会などは遠慮してもらいたいですね。ただワクチン接種者なら無症状の割合も多く、パンデミックを防ぐには適切にマスクやアルコール消毒をするしかありません。
コロンによる第1位が腎機能障害による死で、人工透析の方は、免疫が低下しているために、ウイルス菌が入ってきた場合、そのまま増殖し重症肺炎になってしまいます。
第2位は心疾患・第3位は脳血管障害・第4位慢性肺疾患・第5位がん・第6位糖尿病・第7位肝疾患・第8位高血圧・第9位高脂肪症・第10位肥満
コロナは、肺の病気であるにもかかわらず、心臓や脳の血管の持病がある人のほうが重症化するデーターとなっています。
コロナ感染症は、単なる上気道炎や肺炎でなく、毛細血管を含む全身の血管に障害を引き起こす血管病です。
コロナは、肺から血管に侵入し、血管の内側のを攻撃することが判明しています。
内皮細胞は血が固まるのを防ぐ役割を果たしているもので、コロナによって破壊されると、血管中に血液の塊ができ始めてしまいます。これが「血栓」です。
そこに追い打ちをかけるように、コロナによって、「サイトカイントーム」という現象が引き起こされます。
免疫細胞はウィルスを攻撃する際に「サイトカイン」と呼ばれるたんぱく質を分泌し、このサイトヵインには、他の免疫細胞を活性化する効果があるが、過剰に生産されると免疫細胞が暴走し、正常な細胞まで破壊してしまいます。
サイトカィンは血流に乗って他の臓器にも移動し、全身で血液凝固作用を高める。毛細血管から大動脈などの太い血管まで、身体中のあちこちで血栓ができていくことになります。
血栓が起きると、足の血管で血栓が詰まれば、赤く腫れる程度の症状で済みます。
しかし、脳の血管が詰まれば脳梗塞、心臓の曲管が詰まれば心筋梗塞が発生することになります。
癌の場合は、抗がん剤を使うと骨髄の機能が低下し、白血球の数が減少することで、免疫機能が低下し、コロナで重症化しやすくなります。
糖尿病の場合は、血糖値が高くなると、白血球の機能が低下するとともに、免疫の働きも低下します。糖尿病の人は、ウイルスに感染しやすいうえに、増殖するウイルスに抵抗しきれずに、重症化するリスクが高くなります。
高血圧や高脂肪の場合は、どちらも生活習慣病で、血管が動脈硬化を起こし脆くなっているために、血栓が起きやすく、コロナに感染する、突然あっかすることがあります。
複数の持病を抱えていますと、重症化のリスクが高まります。
免疫力を高めてウイルスや細菌の感染から身を守るために日常生活の中でできることは、日常生活の中で最も見直しやすいのが食生活です。バランスのとれた食事を心がけることが重要です。
次に日常生活に取り入れたいのが度な運動習慣です。
体を温めることも免疫力を高める効果が期待され、特に、腸がある腹部を温めることで免疫細胞の数を増やすことができます。
異変種コロナウイルス感染対策に、免疫力と治癒力を高めましょう。
私たちの体には、外から侵入する細菌やウイルスなどの病原菌を撃退し、体を守る防御システムが備わっています。これが「免疫」です。
免疫システムを担っているのは様々な免疫細胞ですが、腸は全身の免疫細胞の約7割が集まる、免疫のカギとなる臓器です。
そのため腸内環境がよい状態に保たれていないと腸の免疫機能が低下し、感染症などの病気にかかりやすくなります。