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朝の尿色チェック

 

健康な人の尿の色は、淡黄色から淡黄褐色で、体調によって変わります。

 

起床時や、運動などで汗をたくさんかいた時には、少し色の濃い尿が出ます。

 

反対に、水分をたくさん飲んだ時や、汗をあまりかかない寒い時には、淡い色の尿がでます。

 

尿の色はこの他に、病気や食事、飲んでいる薬によっても変わります。

 

また、糸球体腎炎や腎硬化症などにより腎尿細管に障害が出て、たんぱく質が尿に漏れ出している場合には、尿が泡立ちます。

 

色だけではなく、泡立ちがないかも確認することが大切です。

 

目で見て明らかに血尿とわかった場合には、重大な病気が隠れている可能性があります。

 

わき腹が痛んで血尿が出た場合には尿路結石症が考えられます。

 

腎臓の中でできた結石が腎盂から尿管に移動するときに粘膜が傷つき出血し血尿になります。

 

結石が尿管にはまり込んで尿の流れが停滞すると腎臓や尿管がけいれんしてはげしい痛みが起こります。

 

血尿が出るときや出た後に膀胱や尿道付近が痛む場合には急性膀胱炎や前立腺炎を疑います。

 

大腸菌などで炎症を起こした膀胱の粘膜は充血し出血しやすい状態になっています。

症状や誘因がなく突然血尿が出た場合、腎臓や膀胱のがんを疑って検査を進めます。

 

がん年齢といわれる中年以降では泌尿器科系のがんも発見される頻度が高くなります。

 

肉眼的血尿で病院を受診された114人のうち、29人でがんが発見され、29人のうち28人は50歳以上でした。尿路結石症は34人、急性膀胱炎は8人で、いずれも50歳以下の比較的若い方に多く発見されました。

 

一般に、痛みがある場合には結石や膀胱炎、症状がない場合にはがんを疑います。

 

年齢別には、若い人では結石や膀胱炎、年配の方ではがんという傾向がありますが、肉眼的血尿には重大な病気が潜んでいる場合があります。

 

目で見て明らかに血尿とわかった場合には、すぐに専門医を受診し、精密検査を受けてください。

 

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