日本人の多くは、サラダ油などのオメガ6系オイルを、必要以上に摂りすぎている場合がほとんどで、それが癌などの生活習慣病、肥満に関わっています。
私たちが日々摂取する食用油の多くは長鎖脂肪酸でできていて、その長い鎖は消化吸収されるまでにいくつものプロセスを経なければいけません。
それに比べ鎖の短い中鎖脂肪酸は、水になじみやすい性質を持ち、より速やかに分解されるのです。
その結果、すばやくエネルギーに変換され、体脂肪として蓄積されにくくなります。
また、脳のエネルギー源である“ケトン体”に体内で変換されやすいことも最近の研究でわかり、アルツハイマー病への応用研究も始まっています。
オメガ3は、EPAやDHAが持っている脂質代謝改善作用に、血液中や肝臓中の中性脂肪の量を減少させる働きがあると言われており、ダイエットに効果があるとされています。
中性脂肪は過剰になると、内臓脂肪や皮下脂肪として全身に蓄えられてしまい、太る原因になるのですが、EPAとDHAが中性脂肪を代謝してくれるのです。
直接スプーンで飲む・温かい食事やスープ・飲み物にかける・調理時に使うなど、毎日摂取するだけ。
目安は1日大さじ1~2杯位。摂りすぎは内臓に負担をかけるので避け、適量を毎日継続することで効果を発揮します。
オイルの種類によっては、熱に弱い成分や発煙温度が低いものもあるので、下記を参考に加熱NGのオイルは調理(揚げ物、炒め物など)には使わず、そのまま摂るようにしましょう。
オイルによって性質が違うので、摂り方に注意!
オリーブオイル、ココナッツオイルは、加熱OKのオイル
亜麻仁油、エゴマ油、MCTオイルは、加熱がNGのオイル(温かい料理にかけるのはOK)
不向きな体質方
- 体内に水分や熱がこもる、脂っぽいニキビ肌タイプの「湿熱体質」の方
- 顔や鼻が脂っぽく、ニキビや吹き出物が出やすい
- 肌色は黄色か青白い
- 口の中に苦みを感じ、口臭が気になる など…
- 外的刺激や環境の変化に過敏に反応するアレルギータイプの方
- 風邪でもないのに、くしゃみや鼻水、鼻づまりの症状がある
- 花粉症やアトピー、蕁麻疹が出やすい。
- 皮膚をかくと、赤みがでる方など…