インフルエンザの患者が急増し、大流行の発生・継続が疑われる「警報レベル」とされる30人を今季初めて上回っています。
高熱がある場合、病院で検査をしてもらわない限り、インフルエンザなのか、発熱を伴う風邪なのか、見分けることはできません。
忙しいなどの理由で病院に行くのを後回しにし、常備している解熱剤や解熱剤を含む風邪薬を飲みますが、もしインフルエンザに感染していた場合、命にかかわる病気を引き起こすリスクがあります。
熱が高いと、下げないといけないと考えをしまいますが、熱が高くなることには理由があるのです。
インフルエンザウイルスは、免疫力を高めないと戦えません。
免疫力を高めるためには体温を上げる必要があり、39度まで体温を高めて、インフルエンザウイルスと戦える状態にしています。
そのため、熱が高くても、そのまま高くしておいた方が、解熱剤を飲むよりも治りが早いです。