100歳まで長生き暮らし情報

生活習慣病や認知症に悩まされず、元気で長生きすることは誰もの願い

30以上の病気で腸内フローラとの関係

最近の研究では、腸に関わる疾患(ガン、糖尿病、肥満、リユウマチ、アレルギーなど、これまで考えもしなかった病気が腸内細菌と関わっていたことが分かり、すでに30以上の病気で腸内フローラとの関係が …

さらに認知症、美容にも、腸内細菌が出すある物質の力でお肌の皺が減少することも分かりました。

肥満は、生活習慣にあると考えられていますが、近年、腸内フローラも肥満に関係していることが明らかになりました。

興味深い研究結果として、片方が太っていてもう片方が痩せている双子の、それぞれの腸内フローラを無菌マウスに移植したところ、食事や運動量が一緒だったにも関わらず太っている人の腸内フローラを移植したマウスのみ太った、という報告があります。

このような研究結果は、腸内フローラへのアプローチが肥満の治療法として役立つのではないかと注目されています。

腸の中にはたくさんの細菌が棲みついていて、細菌のエサ、つまり食べ物が胃で消化され、小腸で吸収されなかったものをせっせと食べて、生存競争を繰り広げています。

ヒトの体を構成する体細胞の数は約37兆個と言われていますが、腸内細菌の数は、それよりはるかに多い約100兆個。

種類にして数100から1000種類もいる腸内細菌と、小腸・大腸の腸管細胞などが相互に関係し合い、おなかの中にひとつの生態系を形成しています。


小腸の主な働きは栄養素の吸収。

胃で消化され、粥状になった食べ物が送り込まれ、ここで最終的にたくさんの消化酵素とまざり合い、分解が行われ、その栄養素を腸管の吸収上皮細胞が吸収します。

小腸の表面は、絨毛と呼ばれるヒダに覆われていて、その内側はリンパ管や毛細血管につながっています。

栄養素はここを通って体内へ吸収され、血管を通して全身へ運ばれます。

その小腸で吸収されなかった水分と未消化物(食物繊維など)は、大腸へと送られていきます。

大腸には、小腸の1万倍もの数の腸内細菌が群れをなして待ち構えています。

その様子をお花畑に例えて「腸内フローラ」と呼んでいます。

酸素を嫌う性質の菌にとって、酸素のない大腸は恰好の棲みか。腸内細菌は、食物繊維などを自分たちのエネルギー源にします。

その分解の過程で、様々な物質を作ります。

この代謝物質がとても重要なのです。

主な代謝物質は、酢酸や酪酸、プロピオン酸などの短鎖脂肪酸です。

それらが腸管上皮細胞から吸収されて血液に取り込まれ、血中に入り全身に送られ、ヒトの健康に密接にかかわっています。

他にも肌荒れや免疫・アレルギーなど多くの研究報告があります。

最新の研究では、腸内フローラは精神状態や脳の機能とも密接な関係があり、互いに影響を与え合っていることが分かってきました。


私たちの腸では、毎日のように善玉菌と悪玉菌の縄張り争いが起こり、腸内フローラのバランスが変わっています。

この争いは出生時から始まり、離乳期、青年期、老年期と、経年的にその様相は変化しています。

例えば、乳児期には100億個以上あったビフィズス菌(善玉菌)は、老年期となる頃には、1億個ほどに激減しているのです。

これは老化による自然現象です。

年齢に関係なく腸内フローラのバランスが崩れてしまうこともあり、この理由の一つとして高脂肪の食生活があげられています。

腸内環境は食べたものに大きく左右されるため、腸内フローラをよいバランスで維持するためには、栄養バランスのとれた食事が大切です。

また食事だけではなく、適度な運動は腸内フローラが活性化するといわれています。


乳酸菌には非常に多くの種類がありますが、私たちの腸内環境はひとりひとり異なり、相性によって「合う菌」「合わない菌」があるのです。

自分に合わない菌をいくら摂っても、すぐに体内から排出されてしまい、期待するほどの効果が得られません。

プロテサンは、長寿家系の人だけに棲んでいる菌が主成分で、人を選ばない乳酸菌です。